病院ではどのように痛風を治療をするの?

指差し確認女性

「痛風を治したい」「痛みから解放されたい」という人は、病院へ行きましょう。痛みが一過性なだけに、放置してしまう人もたくさんいるんです。
激痛が耐え難いという人もいるのではないでしょうか。

そんな時は迷わず医療機関へかかり、専門医に適切な判断を下してもらいましょう。また痛風は合併症を患っている人も多くいて、自覚症状がない人がいます。
自分が合併症を持っていないか検査するためにも、病院へかかるのが一番です。
ここでは病院でどのような検査を受けるのか、治療をしてもらえるのかを紹介していきます。

◆痛風の検査って何をするの?

検査手順は病院やクリニックによって違いますが、内容はほとんど同じです。さっそくチェックしてみましょう。

①尿酸値の測定
痛風の背後には、高尿酸血症が隠れているため尿酸の値を測定する必要があります。
②CTによる腎臓の検査
尿酸が溜まりすぎて、腎臓に結石ができていないか尿酸沈着していなかを確認します。
③尿中尿度の検査
尿酸は、尿が酸性になると溶けにくくなるため尿phをチェックします。
④合併症がないか確認の検査
合併症には高血圧や高脂血症、糖尿病といった病気が隠れているケースがあり無自覚の患者がたくさんいます。

「ただの痛風と思っていた」という人でも、高確率で他の合併症を持っている可能性があります。痛風の他にも心配な点がある方は、医師に相談しましょう。

◆病院でも治療方法いろいろ

市販薬で痛みを止めていた人や、ただ痛みを我慢していた人にとって病院での治療法が分からないという人はいるのではないでしょうか。
ここでは病院では、どのようにして痛風を治療しているのかを紹介していきます。

<痛風の治療>
痛みの段階により、非ステロイド性抗炎症薬やステロイドを使用します。内服薬が主流です。

<高尿酸血症の薬物治療>
尿酸産生抑制薬=体内で尿酸が生成されるのを抑える働きを持っています
尿酸排泄促進薬=腎臓からの尿酸の排泄を促します

<生活習慣の改善アドバイス>
食事は痛風治療の重要なキーポイントです。プリン体の摂取量を制限したり、アルコール問題を話し合います。

一概に痛風といっても症状には個人差があるため、その人に合った治療が行なわれます。

痛風に使われている薬の成分を知ろう

赤く腫れている足

痛風を患っている人は、痛風に効く成分を把握しておきましょう。

病院での処方薬や市販薬では、どのような成分が含まれているのでしょうか?
市販薬の中には返って症状を悪化させてしまう、アスピリンを配合した薬も販売されています。
鎮痛薬と書かれていても、必ず痛風に効くわけではありません。
痛風に効く成分を把握しておきましょう。

◆NSAIDs

非ステロイド性抗炎症薬とも呼ばれていて、痛風薬に使う薬としてはメジャーな成分で市販薬にも配合されている商品があります。

しかし市販で販売している薬のなかでも、買ってはいけない薬があります。それはアスピリンが入っているバファリンA錠やエキセドリンです。
アスピリンは痛風の痛みを悪化させます。
では、どの商品なら症状を悪化せずに済むのかチェックしてみましょう。

・ロキソニンSシリーズ=主成分はロキソプロフェン
・バファリンプレミアム=主成分はイブプロフェン

バファリンシリーズでも要注意が必要です。アスピリンが入っていないバファリンプレミアムを投薬してください。

◆副腎皮質ステロイド
非ステロイドとの差はありません。ステロイドと聞くと、副作用が酷いというイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。

副作用が酷くなるのは、内服薬と注射薬を長期的に服薬したケースのみです。長期的に使用すると、多幸感や情緒不安定といった副作用が現れます。
一週間程度の服薬であれば、安全な範囲内と言われています。病院などで処方された際にはきちんと医師の指示に従いましょう。

◆コルヒチン
コルヒチンは、痛風発作抑制薬としては古参です。9~10世紀ごろには、すでに使用されていたという記録があります。
痛風発作の痛みを緩和する効果があることが確認されています。消化器系の副作用である下痢を頻繁に起こすこともあります。