痛風に効くザイロリックとフェブリク

たくさんの白い薬品

痛風に悩まされている人の中には、「市販薬の痛み止めでは効かなくなった」という人もいるのではないでしょうか。
そのような方は、速やかに病院へ行く事をおすすめします。
痛風薬として処方されているザイロリックとフェブリクは、尿酸値を減らしてくれる働きを持っていて痛風の痛みに対して高い効果が期待できる薬です。

◆ザイロリック

ザイロリックは、GSKファーマ社が開発した痛風薬です。
医学用語では尿酸生成抑制薬とも呼ばれていて、体内の尿酸値を減らしてくれる働きを持っています。
痛風の他に、高尿酸血症の治療にも使用されることも。

ザイロリックを飲んだ後に、痛風発作が起こってしまうケースがありますが関節に溜まっていた尿酸が排泄されると痛風発作が起こりにくくなります。
発作が起こった場合は、しばらく様子を見てから服用するようにしましょう。

痛風は、一度患ってしまうと、根治が期待できない病気といわれています。
そのためザイロリックも、痛みを緩和してくれますが痛風を完治へとは導いてくれません。
一時的な痛みの緩和が得られたからといえ、自己判断で服用を中断するのは安易な行動です。
処方された量を忍耐強く飲み続けましょう。

◆フェブリク

フェブリクは、ザイロリックと同様に尿酸値を減少させる働きを持っている薬です。
痛風や高尿酸血症の他に、高血圧症の治療にも効果が期待できます。
フェブリクに配合されている、フェブキソスタットは40年ぶりに開発された新しい痛風薬です。
ザイロリックといった他の役よりも高い効果が望めるうえに、1日1回の服用ですむため副作用の負担も軽減されているのです。
そのため、「ザイロリックよりもフェブリクが良い」といった体験談もあり痛風患者から注目を集めています。

またフェブリクはジェネリックも開発されていて、海外通販で気軽に購入できます。

足のむずむずに要注意!痛風の前兆

女医に相談する男性

痛風にも痛みが生じる前に、むずむずとした前兆があります。
そのため痛風を既に発症している人は、むずむずを感じたらすぐに治療薬を飲むという対策をしています。
痛風かも知れないと感じたら、足のむずむず感には注意を払っておきましょう。

◆痛風発作にも前触れがあります

痛風特有の痛みが足に発症する時、前兆があるのを知っていますか?痛風発作が起こる少し前には、足がむずむずするという違和感を覚え始めます。
足の親指の付け根に最も多く見られますが、人によっては足首や膝にもむずむず感を生じ始めます。
痛風は典型的な痛みだと歩行困難になる人もいるうえに、放置するとだんだん慢性化していきます。

また医学業界では、「痛風は怖い病気」として見られています。その理由はさまざまな合併症を招くから。
肥満や高脂血症、高血圧症、耐糖能異常などは動脈硬化になり得る生活習慣病です。死につながる可能性があり、大変危険なのです。
痛風と生活習慣病を併せ持つと、ゆくゆくは狭心症や心筋梗塞などを引き起こすことになりかねません。

◆痛みの前兆がない偽痛風とは?

痛風の痛みと似ているが、忘れたころにやってくる偽痛風という病気を知っていますか?
痛風は尿酸結晶が原因ですが、偽痛風は尿酸以外の結晶が誘発して関節炎を起こしていると言われています。
原因が痛風とは違うため、偽痛風と呼ばれているのです。

激痛を伴う痛風は、足がむずむずとした前兆があります。そのためむずむずを感じ始めたら治療薬を飲み、痛みを未然に防ぐという対策ができます。
しかし偽痛風は痛みを生じる前触れが一切なく、いきなり関節や関節周辺に痛みを感じます。関節周辺が真っ赤に腫れて、動かすことも困難になります。
また足の関節だけでなく肩や肘、手首、指関節といったあらゆる関節部分に痛みが発症します。
一度に数ヵ所の痛みが生じるのではなく、一度にひとつの箇所だけです。

一度痛みを感じただけでは、痛風なのか偽痛風なのか分からないという方は医師に相談してみましょう。

ロキソニンは痛風にも効く?

薬選びに悩んでいる人

痛風の激痛に見舞われた時、病院からの処方薬が使い切っていた場合どのような対処を施しますか?
病院が開いていない夜間などに、痛みを感じてしまうと絶望的ですよね。
そんな急な痛みを一時的に乗り越えるために、痛風患者が使用しているロキソニンという薬を紹介していきます。
市販で販売されているロキソニンは、いつでも購入可能で急いで痛みを和らげたい時に便利です。
「なるべく市販薬で痛みを緩和したい」「病院へ行く暇がない」という方は、ロキソニンを常備しておきましょう。

◆一時的に痛みを和らげてくれる

ロキソニンは、薬局やドラッグストアでも販売されている薬です。鎮痛薬に該当するため、急な痛風発作を感じた人がよく使用しています。
体内で起こっている炎症や痛みを和らげる役目を担っていて、解熱効果もある消炎鎮痛剤です。
痛風の他にも酷い痛みを伴った頭痛や手術後の我慢できない痛み、歯の治療後の痛みといったものにも対処できる薬です。

内服できる錠剤タイプから貼って使用するテープタイプ、塗るタイプといった3種類のタイプがあります。
急に来る痛みに耐えられない、という方は一度市販で販売しているロキソニンを試してみましょう。

◆根本治療には向いていないロキソニン

ロキソニンは、治療薬ではありません。あくまでも鎮痛薬であり、一時的な炎症や痛みを和らげてくれる薬です。
NSAIDs(エヌセイズ)と呼ばれている、非ステロイド性抗炎症薬で一過性の痛みに対処してくれます。
そのため、重度の痛風患者にはロキソニンが効かないこともあります。
根本的に治療しているわけではないので、一度痛みがひいたからといえそのまま放置してしまうのはNG行為です。
痛みの原因そのものを取り除けていない、ということをきちんと理解しておきましょう。

病院ではどのように痛風を治療をするの?

指差し確認女性

「痛風を治したい」「痛みから解放されたい」という人は、病院へ行きましょう。痛みが一過性なだけに、放置してしまう人もたくさんいるんです。
激痛が耐え難いという人もいるのではないでしょうか。

そんな時は迷わず医療機関へかかり、専門医に適切な判断を下してもらいましょう。また痛風は合併症を患っている人も多くいて、自覚症状がない人がいます。
自分が合併症を持っていないか検査するためにも、病院へかかるのが一番です。
ここでは病院でどのような検査を受けるのか、治療をしてもらえるのかを紹介していきます。

◆痛風の検査って何をするの?

検査手順は病院やクリニックによって違いますが、内容はほとんど同じです。さっそくチェックしてみましょう。

①尿酸値の測定
痛風の背後には、高尿酸血症が隠れているため尿酸の値を測定する必要があります。
②CTによる腎臓の検査
尿酸が溜まりすぎて、腎臓に結石ができていないか尿酸沈着していなかを確認します。
③尿中尿度の検査
尿酸は、尿が酸性になると溶けにくくなるため尿phをチェックします。
④合併症がないか確認の検査
合併症には高血圧や高脂血症、糖尿病といった病気が隠れているケースがあり無自覚の患者がたくさんいます。

「ただの痛風と思っていた」という人でも、高確率で他の合併症を持っている可能性があります。痛風の他にも心配な点がある方は、医師に相談しましょう。

◆病院でも治療方法いろいろ

市販薬で痛みを止めていた人や、ただ痛みを我慢していた人にとって病院での治療法が分からないという人はいるのではないでしょうか。
ここでは病院では、どのようにして痛風を治療しているのかを紹介していきます。

<痛風の治療>
痛みの段階により、非ステロイド性抗炎症薬やステロイドを使用します。内服薬が主流です。

<高尿酸血症の薬物治療>
尿酸産生抑制薬=体内で尿酸が生成されるのを抑える働きを持っています
尿酸排泄促進薬=腎臓からの尿酸の排泄を促します

<生活習慣の改善アドバイス>
食事は痛風治療の重要なキーポイントです。プリン体の摂取量を制限したり、アルコール問題を話し合います。

一概に痛風といっても症状には個人差があるため、その人に合った治療が行なわれます。

痛風に使われている薬の成分を知ろう

赤く腫れている足

痛風を患っている人は、痛風に効く成分を把握しておきましょう。

病院での処方薬や市販薬では、どのような成分が含まれているのでしょうか?
市販薬の中には返って症状を悪化させてしまう、アスピリンを配合した薬も販売されています。
鎮痛薬と書かれていても、必ず痛風に効くわけではありません。
痛風に効く成分を把握しておきましょう。

◆NSAIDs

非ステロイド性抗炎症薬とも呼ばれていて、痛風薬に使う薬としてはメジャーな成分で市販薬にも配合されている商品があります。

しかし市販で販売している薬のなかでも、買ってはいけない薬があります。それはアスピリンが入っているバファリンA錠やエキセドリンです。
アスピリンは痛風の痛みを悪化させます。
では、どの商品なら症状を悪化せずに済むのかチェックしてみましょう。

・ロキソニンSシリーズ=主成分はロキソプロフェン
・バファリンプレミアム=主成分はイブプロフェン

バファリンシリーズでも要注意が必要です。アスピリンが入っていないバファリンプレミアムを投薬してください。

◆副腎皮質ステロイド
非ステロイドとの差はありません。ステロイドと聞くと、副作用が酷いというイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。

副作用が酷くなるのは、内服薬と注射薬を長期的に服薬したケースのみです。長期的に使用すると、多幸感や情緒不安定といった副作用が現れます。
一週間程度の服薬であれば、安全な範囲内と言われています。病院などで処方された際にはきちんと医師の指示に従いましょう。

◆コルヒチン
コルヒチンは、痛風発作抑制薬としては古参です。9~10世紀ごろには、すでに使用されていたという記録があります。
痛風発作の痛みを緩和する効果があることが確認されています。消化器系の副作用である下痢を頻繁に起こすこともあります。

生活スタイルの改善が大切

プリン体とビール

毎晩のようにお酒を飲んだり、プリン体が多い干物類などを食べたりしていませんか?
痛風は、体内にプリン体が溜まり関節が炎症を起こしている状態です。
原因となる食べ物やアルコールを頻繁に摂取していると、痛風につながります。

生活スタイルを見直して、健康的な日々を目指しましょう!

●食べすぎ飲みすぎ注意!

プリン体が多く含まれている食べ物を知っていますか?とても多く含まれている食べ物は鶏レバー、まいわし干物などがあります。
毎日のように摂る食事内容に工夫を加えるだけで、プリン体の摂取量を減らすことも可能です。

・プリン体を多く含んでいる食べ物(100g中300mg以上)
鶏レバー、まいわし干物、いさき白子、あんこうの肝酒蒸し
・プリン体がある食べ物(100g中200~300mg)
豚レバー、牛レバー、カツオ、エビ、干物、さんま干物

食べる機会がある際には、調理法を工夫しましょう。ゆでる、蒸す、煮るがオススメです。ただ茹でた後や煮た後のだし汁、煮汁は飲まないようにしてください。

またプリン体といえばビールが有名ですよね。しかしアルコールは種類問わず、尿酸を増やす働きがあります。
飲酒もほどほどにしておきましょう。

●肥満は痛風になりやすい

適度な運動は、痛風を予防する方法のひとつです。身体を動かしていない状態が続くと、尿酸がどんどん体内に溜まっていきます。

さらに肥満の人ほど痛風になる危険性が高い、ということが判明しているのです。
太っていくと、インスリンというホルモンが増加して尿酸の排泄を低下させてしまいます。
正常に体内から尿酸が出ていかないと、尿酸値は上がる一方。
痛風の尿酸値セーフラインは7.0mg/dlなので、肥満の方で尿酸値も高い人は適度な運動をして排泄を促しましょう。

急な激痛!痛風の対処法

助けを求めている手

いきなり関節に痛みがきたらビックリしてしまいますよね。痛風の痛みを鎮めたらいいのか分からないという人もいるのではないでしょうか。
ここでは、痛風の痛みを少しでも緩和させる方法を紹介していきます。

●痛みに対抗するためには

痛風の痛みに対処するためには、患部を冷やしたり安静にしたりする方法があります。それではその他の方法をチェックしてみましょう。

・痛みがある部位を心臓より高い位置でキープする
・冷却する際は痛みを感じるほど冷やす必要はない
・患部のマッサージはしない

痛いからといって患部をマッサージする人がいますが、かえって逆効果。揉み返しで痛みを悪化させます。
身体を動かす時も、できるだけ患部に負担をかけないようにしてください。
また市販で販売している鎮痛薬は、症状に悪影響を与えます。市販薬の中にはアスピリンという成分が含まれています。アスピリンは、痛風の症状を悪化させる働きを持っています。
どうしても内服薬が欲しい方は、病院へ行きましょう。

●間違った方法でストレス解消をしてませんか?

痛風の原因はプリン体だけでなく、ストレスも一因のひとつです。精神面の他に、肉体的ストレスも関わってきます。
痛風にかかっている人は、会社で一生懸命働いている人や休日も激しい運動をしている人という共通点があります。

<痛風にかかる人の共通点>
・負けず嫌い
・責任感が強い
・せっかちで短気
・早食いで大食い、アルコール好き

メンタル面で物事を解決しようとする人ほど、スポーツで汗をかいてストレス解消をしています。しかし肉体的な休息は取れていないため、逆効果なのです。
どちらも解消するためには、自宅でのんびりして身も心も休ませてあげましょう。